思いつきの突貫工事で作ってしまった「AHA-BLSインストラクター日記」ですが、最近いろいろとご質問も舞い込んでくるようになりましたので、少しばかり自己紹介というか説明を。
このブログは基本的に個人の日記です。
内容的には、英語ベースで活動するAHAインストラクターならでは教材に関する悩みや、ストップウォッチの使い方など、救急法全般というよりは、AHAインストラクター活動固有の話題が多いため、敢えて「AHA-BLSインストラクター日記」と、そのものズバリのタイトルにしてみました。
ただ、あくまで個人の日記であり、公的な内容でないことは見てもらってわかるとおりです。
これまで、AHAの活動に関して個人が情報発信するページはほとんどなく、インストラクター同士でもトレーニングサイトを越えた横のつながりというのはあまりなかったような気がします。
でも、こうしたブログを通して、例えばレッスンマップのファイリングの問題など、有意義な情報交換ができていると感じています。そのあたりにこのブログの存在意義を置きたいというのが、このブログの基本コンセプトです。各トレーニングサイト毎に、講習にあたっていろいろな工夫をされていると思いますが、それらをもっと共有しませんか? という感じです。
これまでは、実質上、日本ACLS協会ITOという一団体しか行なっていなかったAHA普及活動ですが、去年あたりから公式に4つ(日本小児集中治療研究会、日本循環器学会、日本ACLS協会、日本蘇生協議会)に増えました。
そんな今だからこそ組織を越えて個人レベルで横のつながりも重要になってくるのではないでしょうか? そう思っています。
なお、このブログが、俗にいう「AHAインストラクター責務」の規約に抵触するのでは? という疑問を頂くことがあります。
それについては『「AHAインストラクター責務」に関する誤解』で、私の見解を説明していますので、どうぞそちらをご覧下さい。
2007年05月19日
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このブログが日本でのそれになると良いですね!
そんな畏れ多いことは考えていませんよ〜(笑)
ただ、AHAのインストラクターのたまり場ってウェブでもほとんどないよなぁと思ったんです。トレーニングセンターやトレーニングサイト単位のメーリングリストなんかはありますが、それぞれ閉鎖空間な雰囲気。
もっとオープンに情報交換しようよ、そんな感じに考えています。これからもお気軽にお立ち寄り下さいね。
PALSプロバイダーを受講する看護師は少ないのでしょうか?
受けたいんですが、勇気がなく、毎日マニュアルとにらめっこしています。
お受けになりたいのであれば何でも受けるべきです。
私はまったくの一般人ですがACLSプロバイダーを受けます。
まして看護師のrumiさまならばインストラクターになるくらいの勢いが欲しいです。看護師ならばその資格はありますからね。
PALSプロバイダーは管理人のめっつぇんばーむさまが受けた際もかなりキツイとおっしゃってましたのでテキストで十分に予習をなさればきっと乗り越えられると思います。
私もACLSの次はPALSを受けようと企んでおります。
ガンバッテください。
>PALSプロバイダーを受講する看護師は少ないのでしょうか?
そもそも,AHAのコースは医師用とか救急の専門家とか,小児の専門家とかのためのコースではありません.PALSで言えば,“小児の医療に関わる方”が受講されるべきです.
ですから,ぜひとも小児に関与する看護師に受講して頂きたいコースです.PALSは独特の視点があって,患者を評価して異変に気付くという流れは,すごく面白いです.自分で勉強を続けるための基礎としては,非常に面白いコースだと思います.
インストラクターにもなれますよ.誰でもなれます.
福井ではプロバイダーコースが予定されています.距離的に問題がなければ,ぜひどうぞ.
また,PALSのミニ版みたいなコースであるPEARSも4月に予定しています.このコースを日本で開催しているのは福井だけだと思います.しかもコースDVDに日本語字幕つけました.まずはPEARSで流れをつかんで頂き,そのうえでPALSにステップアップという手もありますよ.
日本国内ではPALSは、小児集中治療研究会という小さな学会が細々と開催していたため、受講枠は小児科医、それも救急関係の人だけという非常に限定されたものでした。医師ですら受けるチャンスがなかなかないというものでしたので、ましてやナースが受講というのは非常に限られていた時代が長く続いていました。
でも今は日本最大手の日本ACLS協会もPALS事業に参入しましたので、比較的受けやすくはなってきたと思います。あと1−2年もすれば、小児科ナースの常識、くらいになるかもしれませんよ。
もし"勇気"だけの問題でしたら、臆することなく受講申し込みされることをお薦めします。人間、期日が近づかないと本気で勉強できないものですから(これって私だけ??)
看護師でPALSインストラクター資格を持っている人というのは、私は聞いたことがありません。一般市民でPALSインストラクターという方は1名知ってますけど。来月あたり日本で初のナースのPALSインストラクターが誕生するかも、というウワサは聞いてます。
サブさん、mimimiさん、後押しのメッセージ、ありがとうございました。
PAMではアクルスはダメ!と書いてはありましたがピーエーエルエスについては
書かれておりません。
ということは書かれていない=OKなのですね。
ん〜、また考えどころが増えてしまった。っす。(^^
PAMをしっかりと読み込んでいらっしゃるのですね.確かにBLSインストラクターは16才以上で,プロバイダーを取得している人というのが条件です.ですから職業上の制限はありません.
高校生(16才)でインストラクターになった人もいますよ.以前は“医師でなければダメ”といった風潮があったようですが,それは日本最大大手の内規でしょうね.医師は忙しすぎて,そんなことやってられません.一般人誰でも実践出来るBLSを指導するのは,一般人の仕事だと思います.
残念!!
ま、良いかな。
ちなみにピーエーエルエスの一般人インストラクターはどうやってなられたのでしょうね?
レスをいただきましてありがとうございます。
今、別件を投稿した直後に表示されました。
(ブログ会社の調子が悪そうですね。)
ポイントはやはり医師やそのほかの医療従事者が忙しいところでしょうね。
自分の病気に関して世界的にも優秀な医師のブログを見ておりますが
夜中まで多くの患者を治し、家に帰って玄関でそのまま寝た!という記事も
ありますから。
プロバイダーコースは臨床における指導ではないので一般人にもインストラクターの
道を完全オープンにしてもらいたいですね。
知識のテストをおこなうとかで。
色々と勉強してインストラクターへの道を探っていきたいと思います。(m__m)
細かいところまで読んでらっしゃいますねぇ。
うかつに発言できないなとちょっと反省です。
PAMには確かにそう書いてありますが、でもACLSやPALSの
Faculty Guideには、
"Anyone who wants to become an AHA ACLS instructor can take this course."
って書いてあるんです。
もちろんまったくの医療のバッググラウンドがない人が誰でも無条件でなれるわけではありませんが、少なくとも門前払いにはしていないというのがAHA精神だと私は思ってます。
いまでもBLSは医療者が教えなくちゃいけないと頑なに信じている人たちもいますが、それはナンセンスというのはだいぶ理解されてきましたよね。実践でバッグバルブマスクを使ったことがない人が手技の指導をするのはいかがなものか? なんてバカげた命題ですよね。それと同じです。
AHAの通達文書の中でも整合性が取れてないのはよくあることです。まあ、アメリカですから(笑)
doll playerさん、追加情報ありがとうございました。
お疲れのところレスいただきましてありがとうございます。
ま、何はともあれ私の場合は勉強です。
あか十字の講習で呼気入れがうまくいかず凹ですので。(^^;
FISHさんのブログの中でリアル蘇生の画像を紹介したyoutubeのリンクがありました。
一応貼っておきます。
押し方がダメなような気もしますが。。。。。
この動画、有名です。日本の厚生労働省助成金研究(?)チームが開発中の死戦期呼吸の説明動画にも使われてます。
この傷病者の方、オーストラリアに語学留学中の日本人なんですよね。気付かれました?(ナレーターが名前まで言っちゃってます)
日本の研究に使われているってことは、晴れて生還したご本人の同意のもとなんだろうなと思いますが詳細は不明です。
また、色々と調べてみました。
するとインストラクターネットワークのページのFAQみたいなところには
医療関係者でなければならないとは書かれておりませんでした。
ということはmimimiさまのおっしゃるように誰でもOKなのかな??
ちなみに回答が2006年なので古いですね。
ここをご覧になられているほとんどの方には関係がないかも知れませんが
一般人でもなれるのか?についてアハに問い合わせてみます。
でも、なれても機材が高過ぎて単独開催は難しいでしょうね。
PALS…。緊張します。
テストが怖いです。
日本小児集中治療研究会で受けるのは、もしかしてナースの私としては、場違いなのでしょうか…?
PALSの奥の方を知りたいのに…。日本小児集中治療研究会では、プロバイダー取ったあと、復習の意味を込めて見学とか出来るのでしょうか?ご存知の方いらっしゃいませんか?
カードを買いに行くのではないので、ちゃんと2年後の更新時期まで、知識は残しておきたいんです。
PALSのインストラクターは、ハワイで取れるらしいですが、もちろん英語ですよね?費用はどのくらいかかるのですか…?
BLSのインストは,誰でもOKです.これは間違いありません.ACLSなどは,めっつぇんばぅむさんのご指摘のように,PAMとファカルティガイドとで違いがあり,アメリカ的ないい加減さが伺えます.結果として,TCあるいはITCの責任者の判断によると思われます.医療職でない人でも,TCの責任者がOKと判断すれば,ACLSのインストになれたりするわけでしょうね.
器材,高いです.BLSマネキンもALSシミュレーターも除細動器も,全部そろっていますが,高級車が買えるくらいの出費です.でもそれは,ファカルティの仕事.一般のインストは,ファカルティから器材を借りてコース単独開催すればよいわけです.もちろん肺は使い捨て,その他経費もかかりますが,自分で買うより安上がりですね.
rumi様
そもそも,小児救急の専門家を優先する事自体,コースを理解していない証拠なんですよね.AHAのコースは専門家のためのコースではなく,ナースを含めたチーム医療が重要です.ですから専門医だけを集めたコースは意味がなく,同じ職場で働く医師〜看護師を同じグループとしてコース参加してもらうのがベストなんです.看護師が場違いだなんて,そんな事はありませんよ.
見学に関しては,主催者の判断によると思います.それは先方にご確認頂くのが一番です.
ちゃんと2年後の....これはrumiさま次第です.カードを手にする事がゴールではなく,カードを手にする事で初めてスタートラインに立つわけです.そこから日常の臨床に合わせて自分で復習し,知識を高めます.知識を残すのではなく,それを踏み台にして知識を増やしてください.
テストと言われると怖いですね.でも本来は,ちゃんと理解できたかどうかを確認するためのチェックです.テストの点数などで不合格の烙印を押されたとすれば,それはインストラクターの指導不足でしょうね.AHAの理念を理解していないインストラクターと言う事になります.まぁ,主催者の腹一つといったところでしょうか?
がんばって下さい.あまりこの板に横入りで書きすぎるとめっつぇんばぅむさんに失礼ですので,ハワイに関しては個人メールでもくださいな.
BLS Instructorは、比較的簡単に独立開催可能ですが、ACLSやPALSは器材の問題で、自力開催はふつうは無理。(mimimiさんのような例外はありますが、、、)
ということで、私は個人的にはBLSインストラクターがいちばんやりがいがあっておもしろいかなと思ってます。
質問させてください。
以前、ナースのPALSインストラクターについて
書かれていらっしゃいましたが、もう日本にはナースの
インストラクターが誕生しているのですか?
日本小児集中治療研究会ではナースのインストラクターを養成するつもりはなさそうだと聞いたのですが・・・。教えていただけたら幸いです。
めっつぇんばーむさん。近況教えて下さい。
めっつぇんばーむさん。近況教えて下さい。
現在も国内で活動中のはずです。
ただし、その人以外にナースのPALSインストの話は聞いたことがありません。
すでにナースのPALSインストラクター、日本にいたんですね。
私の聞いていたのはまったく別情報で、その方は結局今回はPALSインストラクターコースは受講されなかったと聞いています。
いずれにもしても純国産のPALSインストラクターはまだいないのは間違いないと思います。
一般人でタスクをさせていただいております。
私のブログにこちらへのリンクを貼らせていただきたいのですがよろしいでしょうか?
リンク、よければどうぞお願いいたします。
私は、ウェブサイトやブログなど、インターネット上に公開されているものへのリンクは自由で、許可云々というものではないと考えています。
どのページにでもご自由にどうぞ♪
アキトさん、医療資格をお持ちでないとなるとハートセイバーファーストエイド資格が必要になりますね。「タスク」というからにはおそらく某協会系サイトに関わってらっしゃるものと推察しますが、ファーストエイドステイタスはどうされているんでしょうか? ちょっと気になりました。
お世話になっております。
株式会社アドスペースの藤野と申します。
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何卒よろしくお願い致します。
藤野瑠依 (Mail: fujino@adspace.jp)
株式会社アドスペース
http://www.adspace.jp/
毎回,楽しくブログを拝読させていただいております。
私は非医療従事者(公立小学校教諭)ですが,少しでも地域の救命率の向上に貢献したいと考え,微力ながら取組を進めております。
主な活動はAHA BLSインスト活動と応急手当普及員の活動です。
これからいろいろと御指導・御助言いただきたく,コメントさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
下記にこれまでの取得資格や受講歴の情報を載せます。
AHA BLS Instructor
AHA ACLS Provider
AHA PEARS Provider
MFA BasicPlus Provider
日本救急医学会ICLSコース修了
ISLS(神経救急蘇生)コース修了
応急手当普及員
赤十字救急法救急員
赤十字幼児安全法支援員
入力頂いていたNiftyのメールアドレス宛にメッセージを送らせていただきましたが…