発売日はオンライン直販店のシェパードと同じ6月27日です。
ガイドライン2010は私も密かに監修に関わらせてもらってます。私が注釈入れたり、修正した部分がどう反映されているのか楽しみ♪ ちなみに英語版原本は2010年のシカゴAHA-Ressの時、会場で買ってきましたが(っていうよりもらった)、確か$25だったような、、、日本語版は3倍!
これでACLSの受講者さん、大助かりです。これまで英語版で勉強してきてください、って言われてたわけですから。医師ならいざ知らず、普通のナースに英語で二次救命を勉強しろなんてかなり無理難題。(最近は看護大卒が増えてきてそうでもない!?)
G2010のACLSプロバイダーコースでは、筆記試験問題が、25問から50問に増えて、古い教材やガイドラインのハイライトやECCハンドブックで勉強するだけでは、とうてい追いつけません。
これでようやくフルサイズで予習ができるようになりました。今後は筆記試験に通らなければ、受講者の自己責任?(笑)
残念ながら、インストラクターマニュアルやDVD教材の日本語版は8月頃だそうです。つまり、しばらくの間、講習は英語のDVDの時期が続きます。万全を期すためには受講生的には9月以降くらいを狙うと、完全日本語で最大の恩恵があずかれるかも。
『ファミリー&フレンズCPR 受講者マニュアル
AHAガイドライン2010準拠』
¥ 3,675(5冊パック)
ガイドライン2010教材リリースの中で最大に価値があるのが、このファミリー&フレンズCPRの初日本語化でしょう。
ファシリテーター・ガイドと付属のコースDVDの日本語版リリース時期がアナウンスされていないのが気になりますが、受講者マニュアルが出る以上、必ず出るはず。そこに期待しています。
ファミリー&フレンズCPR講習の価値はそのDVDにあります。
正直、このマニュアルの出来栄えはそれほどでも、、、、アメリカでは1冊あたり$1-50で、下手すると自治体などで配っている無料の小冊子程度の感じです。それが日本語版では1冊700円。700円だけの価値があるかなというと正直疑問。
5冊単位での販売ということで、一般受講者が買うことを期待しているわけではなく、トレーニングセンター単位とかインストラクターが購入して、受講者に配るというスタイルを想定しているものと思われます。
安くて1万3千円、高いと2万6千円の受講料を取って開催しているBLSヘルスケアプロバイダーコース。その前とか後ろで1時間程度時間をとって、市民向けボランティア講習を併催するというスタイルが一般的になるといいですね。
ファミリー&フレンズCPRに関しては一つ前のブログ記事 『AHAファミリー&フレンズCPR〜市民向け蘇生講習の革命』 で詳しく解説していますので、どうぞそちらもご覧ください。