ガイドライン2010
AHA ECCプログラム教材の中で一番速いリリースが、なんとFamily&Friends CPR!
これが2011年1月〜3月だそうです。
続いて、2011年3月〜4月の間にはBLSヘルスケアプロバイダーコースの教材がリリースされ、続くのはもちろんACLS。こちらは4月〜6月の予定。ACLSと同時期リリースが各種ハートセイバーコースとなっています。(その後はPALS、PEARSと続きます。ACLS-EPは??)
一般市民向けのファミリー&フレンズCPRが真っ先のリリースっていうのはいいですね。HCPより先というのが何となくAHAの心意気が感じられるようで。(考えすぎ?)
でも手元にどっさりと購入してしまったガイドライン2005版のファミリー&フレンズCPRのテキスト、さっさと年内のうちにさばいてしまわないと!
実はつい先日、ハートセイバー・ファーストエイドの英語版テキストをまとめて数十冊発注かけたのですが、先方からは入荷時期は未定、かき集めてみるけど、希望数がそろうか保障はできない連絡があって不思議に思っていました。もしかするとガイドライン2010の新版に向けて、アメリカではすでに生産中止で在庫処分に入っているのかも、なんて思いました。
ハートセイバーシリーズの発刊が思いのほか遅いのはおそらくOSHA規格との絡みだと思います。各種ハートセイバーコースは for workplace と銘打たれているとおり、職場での緊急事態を想定したシリーズ。アメリカの労働基準に合わせて作られていますので、いくらAHAのガイドラインが変わっても、それを元にアメリカ労働安全衛生局OSHAが基準を変更しない限り新しいコースをリリースできない、そんな事情なのでしょう。
世間的に重要な部分をまとめるとこんな感じ。
2011年3月〜4月 BLSヘルスケアプロバイダーコース リリース
2011年4月〜6月 ACLSプロバイダーコース リリース
2011年7月〜9月 PALSプロバイダーコース リリース
2011年10月〜12月 PEARSプロバイダーコース リリース
これらはいずれも英語版テキストとDVD(インストラクターマニュアル)のリリース予定です。
日本語版が出るのは去年の例だと約1年遅れでしたが、今年はどうなのでしょう?
また英語の新バージョンが出てから3ヶ月だか半年で古い2005バージョンの開催は禁止されるはずです。日本語版がまだ出ていないから、、、、古いバージョンのまま、というのは許されません。
となるとAHAコースが開催できない空白の期間というのが発生します。
そこをどうフォローしていくかがインストラクターの課題。
もっとも、今回の場合は、ガイドライン2005とは違ってHCPもACLSもそれほど大きな変更はありません。
そのため、公式テキストが出るまでの間は、旧来の教科書と追加の補助資料を用いて一応ガイドライン2010対応のコースを開催できるようにするらしいです。(これはAHAの公式文書からの情報ではありません)この情報はインターネットを通じて2010年11月〜12月に出されます。これに関しては日本語版もほぼ同時リリースの予定とか。
ですから、2011年初頭にはHCPとACLSに関しては、ガイドライン2010準拠のコースが日本でも開催できるような雰囲気。
このあたりの話はまだまだ青写真なので、今後も動向には注意していきたいと思います。
翌月の12日に,インストラクター・カンファレンスが開催されると公表されていますよね.
下々のインストラクターへは,このカンファでコース日程などお知らせなどあるんでしょうかね.
インフルエンザに限らず熱狂的な日本人がわんさか押しかけそう...意外に多いんじゃないですか,AHAヲタ.
ま,私はそのオコボレを漁ることにしましょうかね...