そんなウワサを聞いていましたが、本当だったみたいです。
I.E.M.A - ITC
International Emergency Medical Association International Trainingcenter
その存在を AHA Instructor Network 内で確認しました。
この新たにAHAと契約を結んだ団体は「国際救命救急協会」で、以前からウェブサイト等でAHAとの提携を謳っていた団体です。組織自体はかなり古く、日赤・消防とは別系統で日本の救急法教育の草分けとも言える組織かもしれません。
一説によるとアメリカで資格を取ったAHAインストラクターがここで活動していて、日本にITC/ITOができるずっと以前から独自にAHAコースを開催してUS-Cardを発行していたという話も、、、
ウワサが本当なら、日本にAHA教育を導入したフラグシップ組織ということになるのかもしれません。
その方がアメリカでファカルティ格を取られたんでしょうか?
今回日本に正式なITC設立という運びになったようです。
ウワサばかりが先行していて、何が真実かはわかりません。
でも、日本に新しいITCが設立されたのは事実であり、これで日本には正式なAHA-ITCが6つになりました。
どなたか詳しい事情をご存じの方がいましたら、教えてください!
[おまけ] ITC設立の順番
上に貼り付けた AHA Instructor Network 内にある日本国内のトレーニングセンターリストを見ると、各ITCが設立された順番がわかります。1.日本小児集中治療研究会 ZZ15302
2.日本蘇生協議会 ZZ15529
3.日本ACLS協会 ZZ20258
4.日本循環器学会 ZZ20420
5.福井県済生会病院 ZZ20511
6.国際救命救急協会 ZZ20541
1〜3の順番を巡っては諸説入り乱れていますが、これがアメリカAHA本部が把握している真実です。通し番号を見ると、初期に認可された1と2、そしてそれ以降の3〜6と分類できそうです。
5と6の間は半年くらいしか差がないはずですが、その間にも世界中では30もの新しいトレーニングセンターが設立されているんですね。。。。
そんな日もいつかやってきてしまいますね。
Customer Satisfaction、
今後のキーワードの一つかと。
今のままではだめ。
でも何ができるんだろう。
ちょっとじっくり考えてみます。
それを考えると日本全国でたった6つのTCというのはまだまだ少ない方です。
先日のACLSインストラクターコースでファカルティが言ってましたが、アメリカでは基準違反が原因で閉鎖になるTCが目立っていて、アメリカ全体の問題になっているそうです。
まさに自然淘汰がアメリカでは動いています。
これは自然淘汰を促進するためのAHAの戦略なのかなと私は勘ぐっています。
日本は??