このブログでも度々問題提起してきた「AHAインストラクターの責務」に関するページも抹消されちゃいました。
どうしちゃったんでしょう??
リニューアルされた「BLS,ACLSのピラミッド」というページでもリードインストラクターとかインストラクターポテンシャルといった今は無き古い名称が削除されたのはおおっと思いましたが、なぜか BLS Course Director と BLS Instructor Trainer は残っている不可思議さ。
これって少なくとも2004年以前のステイタスなんで、それから2年後のステイタス更新期限の際には消失しているはずなんですが、、、??
責務が無くなったんだ
一方でtrainerは残したのね
cardが余っているからに100カノッサ
いつも読み逃げしていましたが・・・。
今日はめっつぇんばーむさんに聞きたいことがあってコメントしちゃいました。
責務については、無くなって良かったぁなぁなんて資格も持っていない私がコメントするのも変ですけど・・・。
今回聞きたいことは、昨年BLSをとりあえず取得してそのあとACLSにと思い本を購入したんですが私が持っている本はACLSプロバイダーマニュアルなんですが、最近
ACLSプロバイダーマニュアル 日本語版―AHAガイドライン2005準拠 が出ましたよね。こちらを購入した方がいいのか実は迷っていたんですよね・・・こんな質問で、すいません。
インストラクター・トレーナーというステイタスの
AHAカードもあったんですか??
てっきりLead InstructorみたいにTC毎のステイタスで公式カードはないものと思っていました。
ところでウワサのAHA Heartsaver Firstaid Instructorのカードの現物を、先日はじめて拝見しました。
PAMには載っていないこんなカードがホントにあったんだぁって感激でした。
キャラさん、はじめまして。いつもご愛読およびコメントありがとうございました。
「AHAインストラクターの責務」ってあれ、言葉に偽りありでしたから、さすがにマズイって思ったんでしょうかね。単に「○○協会インストラクターの責務」と書き換えてくれればそれはそれで良かったのかも知れませんが、法人内での「責務」の有効度はいまはどうなのか、私は知る由もありません。
さて、ご質問の件。
いま行なわれているG2005のACLSプロバイダーコースを受講されるなら、最新版のテキストを買わないとダメです。内容が変わっているというのは当然ですが、それ以外に最新のテキストには"プレテスト"が含まれていて、それに解答して提出するのが受講時の義務として決まっているからです。
安い本ではありませんが、新しいテキスト、どうぞ買って下さいね(^^)
AHAインストラクターの責務を遵守することを確約できること
AHA Instructorの責務を確認しました (チェックしてください)
インストラクターとして認定された場合 AHAインストラクターの責務を遵守することを確約できること
などなどの記載は某ITCの公式ページ,各TSのホームページにしっかりと残っていました...
責務そのものの公開をやめて記載が消去されただけで,実質はしっかりと残っているのではないでしょうか?
公にすると突かれるから,ひっそりと書類文書だけで...とか?
せっかくBLS取ったし、できればインストラクターの資格も取ってみたいので・・・。がんばります。
ありがとうございました。めっつぇんばーむさんも頑張ってくださいね。また分からないことがあるときは相談に乗ってください。
ってことはルール変更されたわけではなく、実質はそのまんまってことなんですね。
「アメリカ心臓協会日本支部」の表記が無くなっているという最大の変更点、気づきませんでした!
これも中にログインしたら残ってたりして、、、(笑)
mixiの足跡からきました
ミク友の間では本来の職業は基本的に非公表としていますが、本業は一般診療所勤務の歯科医師です。
今年の3月にふとしたきっかけでICLS受講しました。
救命のことなどあまり考えたことなかったというのが本音ですが、人間として他に何かできることはないのかなぁ...という疑問を感じ5月にBLSを受講しました。
9月のACLSに受講申し込み済みで現在勉強中です。
またちょくちょく遊びにきますのでよろしくお願いします。
あちこちうろちょろしているもので、失礼しました。
開業歯科医の保険点数の改訂が4月にありましたよね。そこでもAEDの設置や、救命講習の受講等によって点数加算がされるというような項目が新設されていたように思います。
歯科医師の間でも、「救命」ということがクローズアップされつつある時代のように感じています。
歯科スタッフのためのDCLSなんてものもあるみたいですし、業界での先駆者としてのご活躍を応援しています。
JCSはローカルルールはローカルルールときちんと銘打っているところがすばらしいですね。
来年2月末日まで、というのは新PAM発効から有効期限を1年と定めたものと思いますが、
LIもITもそれ以前からなくなっているんですよねぇ。もっともJCS-ITCは設立が確か2007年5月頃で、インストラクターのほとんどが別組織からの流出組のようですから、別組織からのステイタスの引き継ぎという点で苦慮されたんだと思います。
AHA承認済みというのも新設ITCだからなんじゃないでしょうか? それ以前から活動していた某ITCの場合は、いまさらそんな猶予が与えられる理由がありません。そもそもAHAへの承認なんていう律儀なことをしているとは思えないんですよね。だって、アメリカ心臓協会日本支部なんてウソを堂々と名乗っていた組織ですから。
一説によると、TCFがインストラクターコースの時に真顔で「うちはAHA日本支部」だなんて言い切ったなんて話もありますし、事務局の方々も本気でそう信じていた(電話対応の様子から)ような節も見られます。
インストラクターの中には、いまだにそう信じ込んでいる人も少なくないのかも知れませんね。インストラクターの義務であるコアインストラクターコースを真っ当に受講していれば「知らない」なんてあり得ないとは思うのですが。
JCSのほうは知り合いに関係者がまったくいないので公式情報以外のことは知る由もありませんが、軋轢に抗いながらの手探り状態で、おっかなびっくりだったんじゃないでしょうか? みんな集まれ〜とやってしまうと、あまりに刺激的すぎた??
ですが、日本の心肺蘇生法教育や救急医療で内科・循環器科医が積極的に関与してこなかった責任は大きいです。実際には救急医療の大半は内科疾患、突然死の原因の多くは循環器疾患ですから。このため心肺蘇生法教育で肩身の狭い思いをして不愉快に感じることは多いです。未だに各施設の循環器責任者のほとんどはAHA/ECCには無関心ですから、恥ずかしく感じます。AHA学術集会に参加するような人なら「AHA日本支部?」となるはずです。
ちなみにアメリカ内科専門医会には正規の!日本支部があります。
大々的にITCを立ち上げるのは刺激的すぎるというのはそのとうりでしょう。でも循環器学会も内科学会も会員にAHAインストラクターかどうかやECC教育のアンケートをしていますし、循環器学会からは会員向け、認定施設責任者向けの各種アンケートや連絡がきます。学会員に無断?で立ち上げるというのはどうでしょうか?ファカルティの推薦だけでなく、インストラクター認定のためにモニターもあるよとなっていますし。質を保つため?にコースを数多くやるなみたいなメールも流れました。最大団体と同様に中央統制システムにしたいのかなあ。
ながながと愚痴ってすみません。御参考までに。
>日本の心肺蘇生法教育や救急医療で内科・循環器科医が積極的に関与してこなかった責任は大きいです。
考えてみると不思議ですね。日本に医療者向けの蘇生標準化プログラムが根付いたのは某協会のA先生の功績と理解していますが、学会からはちょっと距離を置いた開業医の先生。(もと救急部の部長先生だった気がしますが)
その先生が作りあげた組織の傘下として、麻酔科学会や循環器学会が入り込んだわけですから、なんだか不思議な話です。Dr.の世界はよく分かりませんが、複雑な政治的な思惑が渦巻いているんでしょうね。
2010年からは麻酔科学会もAHA-ACLSを必須にして、更新にも対応するようにという方向性が議論されているみたいですね。(末端麻酔科医は反対意見も呈しているようですが)そこまでAHAに傾倒するなら、麻酔科学会くらいなら、ITCとして独立しちゃえば? と思うのですが、、、
なにせ地方の病院が独自にITC格を取っちゃうような時代ですからね。
> 学会員に無断?で立ち上げるというのはどうでしょうか?
このあたりは裏事情をいろいろ聞いているので、コメントはしません(笑)