・福井県済生会病院ITC
・日本循環器学会ITC
・日本医療教授システム学会ITC
で、おおむね eCard 移行が完了した模様。
ご存知ない方のためにご説明すると、、、
AHAのプロバイダーカードが従来の紙媒体から電子媒体に変わったんです。
AHA-eCardとは
BLSとかACLSプロバイダーコースに合格すると、後日コース主催者からメールが届きます。メールの案内に従って、CPRVerify という資格確認ページにログインすると、インターネット上に資格証が表示されるという仕組みです。
ネット上の資格証明ページからは、資格証をPDFファイルとしてダウンロードすることができます。
2ページ構成になっていて、1ページ目を印刷すると上記のような賞状タイプの証明書を作れます。
2ページ目を印刷すると、切り抜いて加工することで旧来のような体裁のプロバイダーカードを自分で作ることができます。
つまり、印刷物としてのプロバイダーカードが必要な人は自分で印刷して作ってね、という形に変わったのです。
自分でプロバイダーカードを作るコツ
PDFファイルをカラー印刷する場合、カラーレーザープリンタでないと、見た目的にちょっと厳しいです。自宅とか職場でカラーレーザープリンターが使えればいいのですが、カラーとなると難しい人が多いかもしれません。
そこでPDFファイルをUSBメモリーに入れて、コンビニの複合機で印刷するという方法がおすすめ。
ただこの場合、注意しなければいけないのが、用紙サイズ。
AHAのwebシステムから吐き出されるPDFファイルは、A4サイズではなくアメリカ規格のレターサイズになっているため、そのまま印刷しようとすると、「ちょっと小さめにする」モードが自動設定されてしまい、印刷するカードがひとまわり小さくなってしまうのです。
小さくても気にしなければなにも問題はありません。
ただ、PEARSやPALSのカードは、AHAのロゴ以外に米国小児科学会(AAP)のロゴも入っているのですが、ロゴ内の文字が小さいので、サイズが小さいとかすれてしまうんですよね。
これを原寸で印刷しようと思うと、けっこうやっかい。
あまり汎用性がなくて恐縮ですが、私のやり方、ということで紹介します。
概略としては、次のようなステップです。
1.PDFファイルを「PDFに書き出す」ことでプロテクトを解除する
2.PDF編集ソフトで1ページ目を削除
3.PDF編集ソフトで用紙サイズをA3サイズに変更
4.PDF編集ソフトでトリミングし、用紙サイズをA4サイズに調整する(上下は61.58mm、左右は43.52mmをカット)
これにより、コンビニの複合機に持ち込んだ場合でもA4サイズと認識されて、余計なサイズ縮小がされずに済みます。
私の場合は、手順1はMac OSのプレビューの「書き出し」機能を使って、PDFのサイズ変更はAdobeのAcrobat Proを使用。
PDF編集ソフトも今はフリーソフトがいろいろあるようです。ページ削除機能、用紙サイズの変更機能、トリミング機能がついていれば同じようにいけると思います。
PDFのプロテクト解除は、Windowsでも印刷機能からXPSファイルに書き出せば、中身はPDFファイルです。
もっと簡単な方法もあるようにも思いますが、とりあえず、私は上記の方法でどうにかやってます。
参考まで。